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 【インディアナポリス】ドナルド・トランプ米大統領は就任前の昨年12月、工業機械メーカーのレックスノード社がインディアナ州インディアナポリスの工場を閉鎖しメキシコに移転させる計画について、厳しく批判した。その時、同工場の労働者約350人は期待に胸を膨らませた。

 それから2カ月たった今も、レックスノードは工場閉鎖計画を変えていない。トランプ氏は昨年11月、同州にある空調大手キヤリアの工場のメキシコ移転計画に介入し、計画を断念させているが、レックスノードには介入が効かなかったようだ。

 同社によると、メキシコへの工場移転は年間3000万ドル(約33億6000万円)の支出節減計画の一環だ。

 インディアナポリス工場では、米国人従業員が移転させる機械の梱包作業に追われる一方、メキシコ工場で働く予定のメキシコ人の訓練をさせられている。同社で12年間働いてきた機械工ティム・マチスさんは「自分の代替要員に仕事を教えるなんて本当に惨めだ」と話す。

 トランプ氏の圧力にもかかわらずメキシコへの工場移転計画を進めている米企業はレックスノードだけではない。ほかにも同様の企業は多い。中には、建設機械大手キャタピラーや鉄鋼大手ニューコアなど、経営トップがトランプ氏に製造業政策を助言する諮問グループに名を連ねている企業もある。

 キャタピラーは、イリノイ州ジョリエット工場を閉鎖し、メキシコ・モンテレーに移転させる計画だ。同社のブラッド・ハルバーソン最高財務責任者(CFO)は1月のウォール・ストリート・ジャーナル紙とのインタビューで、トランプ政権の通商政策について「成り行きを見守らざるをえないだろう」と語った。

JFEスチールとの合弁も

 ニューコアも、JFEスチールと折半出資でメキシコに自動車用鋼板工場を建設する計画を変更していない。ニューコアのジョン・フェリオラ最高経営責任者(CEO)は1月31日のアナリストの会合で、メキシコに投資する米企業が不利益を被るような政策が打ち出されることになれば、計画は変更される可能性があるとし、「政治動向を注視している」と話した。

 米自動車大手フォード・モーターは1月、メキシコでの新工場建設計画を中止した。だがミシガン工場の小型車「フォーカス」の生産を既存のメキシコ工場に移転させる計画は進めていると明らかにした。ゼネラル・モーターズ(GM)もメキシコへの生産移転を進めている。

 レックスノードのトッド・アダムズCEOは先週、業績発表に伴うアナリストとの電話会議で、メキシコへの工場移転は「後悔するようなものではない」と述べた。

 全米鉄鋼労組によれば、同社のインディアナポリス工場労働者の賃金は、超勤分を除いて時給約25ドル(約2800円)。従業員らは、解雇された後に同水準の賃金を得られる職を見付けられるかどうか不安を抱いている。

 インディアナポリス工場で8年間勤務してきた機械工のゲリー・カンターさんは、昨年11月の大統領選でトランプ氏に投票したという。彼は、トランプ大統領が製造業を活性化させ、新規雇用を創出してくれるとの期待を持ち続けている。「われわれはこの男にチャンスを与えた。彼は、われわれに何もしてくれなかった普通の政治家ではないからだ」

By ANDREW TANGEL



引用:メキシコへの工場移転、計画進める米企業


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